Movie: ウォッチメン


映画版『ウォッチメン』にはスマイリーフェイスに血が付着している。これが最も印象的だった。というのも私はアメコミの『ウォッチメン』を読んだことがないので、登場人物はおろか、内容すら分からない状態で観てきた。3時間弱にも及ぶ長編映画であるにも関わらず、演出や効果が派手、あるいはモノトーンを基調としたコントラストが綺麗だったので、観ていて飽きない。

尤も、登場人物の名前を把握するのには時間を要した。まるでピンとこない。ただ設定はなんとなく分かる。この辺りは同じくアメコミの『スパイダーマン』や『バットマン』を観ていれば、アメリカ版ヒーローとその民衆からの不人気ぶりなど共通するところがある。『ウォッチメン』も同様だが、時代が冷戦期の話なので、世界が核戦争によるWW3を恐れているというのが前提。

"who will watch the watchmen?"

ほぼ序盤でこういうキーワードが出てくる。これが重要。あと、サントラも世代の人気アーティストを起用しているので、カッコいい選曲。巷では、トレードマークの血痕付きのスマイリーフェイスが人気だとか(グッズとしても市販されてはいない)。

ちなみに日本での公開は本日土曜日からだが、米国では今月上旬に公開されている。その数カ月前、日本限定の予告編がYouTubeで話題となったのも記憶に新しい。どうやら予告編の構成が海外で称賛されたようだ。




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昨年12月、マイクロソフト及び学校法人青山学院は、マイクロソフトのコミュニケーションツール「Microsoft Live@edu with Exchange Labs」を2009年4月より世界最大規模で導入することを発表している。共同記者会見においては、その実用性、コスト削減性、マーケティング、実験性、その他多くのメリットによりマイクロソフトと青山学院の関係強化に至る旨が説明された。市場価格でおよそ47億円相当のハード・ソフト導入となる。

その中で気になるのは、"Microsoft Live@edu with Exchange Labs" のメールサービス。これは2009年4月から青山学院大学の教職員および学生が利用可能になるものだが、非常に問題だ。大学の情報によると、サーバーの容量は1人あたり10GBとなり、現行のサービスから大幅なアップグレードになっており、その点は歓迎されるだろう。またオンラインストレージ機能などの追加により、様々なシチュエーションでの活用が見込めるはずだ。

だが問題なのはそういう部分ではない。今回のマイクロソフトと青山学院の関係強化により、私をはじめとするMacユーザーが完全に切り捨てられつつあることが不愉快極まりない。もともとPC/Mac問わずメールソフトでの受信/送信には対応していなかったが、PCに限って今回は対応するらしい。情報では、
Microsoft Live@edu with Exchange Labsは、マイクロソフトが教育機関向けに提供する、革新的なコミュニケーションツールであり、その利用者は、Outlook(R) Web AccessやMicrosoft Office Outlook を使ってPCから、もしくはMicrosoft Exchange Activesyncがインストールされている携帯電話などから、電子メール、連絡先、カレンダーなどの情報にアクセスできるため、迅速で円滑なコミュニ ケーションが可能となります。
とある。我々からすると、"Outlook" での受信は当然出来ない上、一般に知られてもいない "Microsoft Exchange Activesync" がインストールされた携帯電話を持っているわけもない。後者に至っては、全体の利用率がどれほどになるのか逆に興味すらある。

これまでもマイクロソフトと青山学院は協業関係にあり、Macユーザーは辛酸をなめてきたが、さらにWindowsユーザーとMacユーザーで出来ることの差が開くことになるのは非常に残念で仕方がない。他方、2009年4月から、大学内のPCのOSがWindows Vistaになるそうだ。あまり詳しくない私でも、このタイミングでOSをVistaに変えることにはかなり疑問がある。

いずれにしても、世界最大規模だか何だか分からないが、相変わらず青山学院には、メールの使い勝手を向上させるつもりはないらしく、恐らくは別の多くの点でのマイクロソフト、青山学院の損得勘定が全てを決定させたのだろう。

参考:
青山学院とマイクロソフトが、学校経営力の強化と国際競争力のある人材の育成を目指して産学で協同(マイクロソフト)
マイクロソフト導入事例 : 青山学院大学(マイクロソフト)
青山学院とマイクロソフト(株)が、「学校経営力の強化」と「国際競争力のある人材の育成」を目指して産学協同を発表(青山学院大学)
青山学院、15万人規模でマイクロソフトのオンラインサービスを利用へ(Impress)
青山学院、15万人がHotmail利用へ(@IT)


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『ジェネラル・ルージュの凱旋』原作は病理医の海堂尊。前作『チーム・バチスタの栄光』の続編映画。原作が人気のようで、挙げた2作の他、『ナイチンゲールの沈黙』やイノセントなんちゃらのなんたらとか色々出しているみたい。一つも読んだことないけど・・・。ただ海堂尊は一度テレビで見たことがあり、医療の現場について熱く語っていらっしゃった。

『チーム・バチスタの栄光』を観ていなかったので、レンタルで観てからジェネラル〜を鑑賞。バチスタに関しては、約2時間という限られた時間の中で少々医療サスペンスとして落ち着かない印象を受けたが、ジェネラル〜はテンポ良く、分かりやすく、例え邦画らしい2時間ドラマ風とは言え、映画として面白かった。(おそらくバチスタは映画としても第1作なので設定の導入部分に時間を要したのだろう。)

この2作、単なる医療サスペンスや大学病院の確執を書いたものではなく、それぞれ原作者の医師としてのメッセージが明確にされている。例えばバチスタ〜では、オートプシー・イメージング(死因特定のために死体をCTやMRIにかける)の日本での制度化を訴えている。また、ジェネラル〜では、ドクターヘリの導入による効率の良い救命救急の受け入れ体制の整備を提言している。そんなこんなで、なかなか硬派な部分もあるが・・・

ただし、注目。阿部寛がいる。彼はウケ担当のはず。なにかやってくれるはず。と願っていると案の定(原作でもそんな感じなの?)。竹内結子演じる心療内科医に笑いながら「人間のカスですね」と言われるとこなんてTRICK観ている気分(これは『バチスタ』)。今作は竹内結子、阿部寛に加わり、引けを取らない曲者の堺雅人が助演。これだけで面白い。

※パンダは「生茶」に付いてきます。

おまけ。


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