Book: 1Q84


全国のハルキストひいては村上春樹ファンの方々、お待たせしました。今年も「好きな作家は村上春樹」と言いにくい季節がやって来たのではないでしょうか。心配ご無用。聞く側は「おまえもか」としか思わないから。

悪い冗談というか意地悪は置いといて、人がどう思うなんて気にすることないよ、と僕は敢えて助言しておく。いいじゃないか、村上春樹が好きでも。「ノルウェイの森」の濃厚な具合が好きな人もいるだろう。だから「好きな本は?」って尋ねられたら、胸を張って「村上春樹の作品、特にノルウェイの森」と答えてくれ。

さて村上春樹の新刊『1Q84』は29日発売だ、と思っていたのに今日バイトに行ったら既に(派手に至る所に)並んでいた。僕がいた閉店4時間だけでも20冊は売れた気がする。社員さんによると一日で上下巻(正確には1/2巻)合わせて100冊出たようだ。おそるべし世界のハルキ。不幸なことに正式な発売日29日にもバイトが入っているので、忙しくなるに違いない。

僕が村上春樹の新作を単行本で買ったのは『東京奇譚集』以来だろうか。しかも短編だったなぁ。前説で色々言ってて今更こんなことを書くのもなんだけど、別に村上春樹が好きなわけじゃない。日本人として、彼が世界で評価されているのは喜ばしいことだし、いずれはノーベル賞をとって欲しい(毎回候補に挙がるのにね/敢えてここで大江の批判は慎もう)。さらにイスラエルでのスピーチは画期的だったと思う。ただ僕が心から好きと言える作家は遠藤周作ただ一人だ。

癪に障るので、バイトの本屋じゃなくて隣のABCで買ってやった『1Q84』だけど、むしろ僕はこのタイトルに魅かれた。内容は全く分からない(数百ページは読んだから今はある程度分かる)。ただし「1984」にかけているのだとすると、「1984」には大きな意味がある。即ち、ジョージ・オーウェルの『1984』は僕が好きな小説の一つ。全く関係ないかもしれない、もしかしたら文中でちょっと触れるかもしれない、いずれにしても何やらタイトルに愛着を抱いたのは事実。

ハルキストの方、村上春樹ファンの方、もう書店には並んでいるので、読みたい人は是非上下巻同時にお買い求め下さい(この本を買う人は何故かそういう買い方をするんだ)。あるいは↓のリンクからアマゾンで買ってくれると僕の懐が潤います。

1Q84(1)
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村上春樹
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