Movie: 路上のソリスト

本日から公開の『路上のソリスト』を有楽町のシャンテにて。都内ではここだけ。しかも全国でも数ヶ所規模の上映なので、倍率高いのか、初回に間に合うくらいに行ったら大行列で。映画でここまで並んだのは初めてかも。座席数も少ないから初回は売り切れ、次回分を購入。

2時間ほど時間が出来ちゃったから有楽町とか銀座とかをウロウロして、物欲に負けないように食欲をどうにかしたあとに、再びココへ。

『路上のソリスト』は、ロサンゼルス・タイムズに実際に掲載されていたスティーブ・ロペス記者のコラムをベースに作られたパーシャルノンフィクション映画。スティーブ・ロペスはこの映画の語り手でもある。あらすじを簡単に。

スティーブ・ロペス記者がネタ探しのためにロサンゼルスをウロウロしていると、路上でバイオリンを奏でる一人の男ナサニエルに出会う。ロペスは彼と彼の音に神懸かった "Grace" を感じ、コラムにしようとする。有名音大に所属していた過去がありながら、ホームレス生活をしている彼の現状に興味を持ちつつ、彼の奏でる音に惚れていく。

コラムとか記者とかに無関心だった彼が発した言葉は「バイオリンの弦が足りないんだ」だった。ロペスがコラムにそのことを書くと読者が不要になった高級バイオリンを送ってきてくれた。それを持って彼の元に行くと、彼は「人の優しさ」に喜びを感じ、完成された弦で奏でられる音に喜びを感じる。ロペスがそれをあげる条件はバイオリンを路上ではなく「施設の中で弾く」こと。

完全なバイオリンを手にしたナサニエルがロサンゼルスの路上の高架下で演奏するところ、それにロペスが聴き入り非日常を味わうところが印象に残っている。良い作品だった。

新聞記者ってなんて… 映画「路上のソリスト」(朝日新聞)
ホームレス音楽家と記者の交流「路上のソリスト」(朝日新聞)

追記:
『1Q84』の作中にジョージ・オーウェルの描いた世界についての記述があった!嬉しい。


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